東京都への老健施設改装の構造変更許可申請の提出

東京都の福祉保健局高齢社会対策部施設支援課に、医療法人が運営する介護老人保健施設の大規模改装のための構造変更許可申請の提出をさせて頂きました。

開設から年数が経ち、開設時点の設計図やら資料も残っておらず、都庁へ申請時の提出図面の写しの開示のお願いから、建築士の先生に平面図やら求積図面を新しくいちから作り直して貰ったり、面積を計算し直して頂いたら4人部屋として使っていた部屋の有効面積が足りずに3人部屋にしなければいけなくなったり、途中で当初の計画と部屋の用途やら区画が変わったり、管理者医師が辞めて、非医師での管理者特例をとったり、都庁の担当者の人事異動で先の担当者とはほぼ納得してもらい了承して貰っていたことを蒸し返され、ほぼゼロからやり直したり、職員の人員基準の配置問題やら就業規則の見直しやら、色々と難題山盛りでした。

ご相談を頂いてから一年半近くかかりましたが、やっと申請を提出することが出来て、肩の荷が降りました。

これでお客様は私からご卒業されます。

また、行政手続きでお困りのことがありましたらご相談ください。

役所は法律を良く知っていて、行政手続き法のプロが間に入っていると、黙って言うことを聞かせて、法律にない行政の内部運用やら担当者レベルのかってな想いでの、
好き勝手な行政指導をして自分達のやりたいように出来ないので、行政書士に頼まなくても良いんじゃないですかって施設に言うことがありますよね。

本当は困ってからでは手遅れで、困ることにならないように普段からご相談頂くことが、大きなリスクを抱えないことになるのですが。

とりあえず、ご依頼頂い業務は完了です。
ありがとうございました。

東京都へ構造変更許可申請