医療機関ホームページガイドラインが公表されました

美容医療サービス等の自由診療を行う医療機関について、例えば、ホームページに掲載されている治療内容や費用と、受診時における医療機関からの説明・対応とが異なるなど、ホームページに掲載されている情報を契機として発生するトラブルに対して、適切な対応が求められる事態が生じていることを踏まえ、

9月28日付で「医療機関ホームページガイドライン」が公開されました。

ホームページ自体は、引き続き医療法の規制対象となる広告とはみなされませんが、医療機関及び医療機関のホームページ作成に係る業者の方は、本ガイドラインに抵触しないよう注意して下さい。

 

なお、ネットでのバナー広告など、医療法の規制対象となる広告に該当するもので医療広告ガイドラインに抵触する広告については、医療法等により行政より次のような処分を受ける可能性があります。
1.広告の中止や広告内容是正、違反広告物の回収・廃棄等の行政指導
2.報告命令又は立入検査(医療法第6条の8第1項)
3.中止命令又は是正命令(医療法第6条の8第2項)
4.行政処分(医療法第28条、第29条)
5.刑事告訴(行政指導に応じない場合や報告命令を拒否した場合、虚偽の報告をした場合、立入検査を拒否した場合、中止命令に従わない場合など)
6.公表

 

医療機関ホームページガイドラインの詳細についてはこちらをご確認ください

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kr43.html

 

また、医療法における広告規制についての詳細はこちらをご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html